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ノギスの使い方

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お役立ち情報

ノギスの使い方

部品の寸法を測るときに便利なのが「ノギス」という道具です。

ノギス

例えば、こんな部品の直径を測るときに使います。

外径の測り方

画像の説明

これはクラシックレンジローバー用のディスクブレーキのピストンです

それでは、さっそく測ってみます!

まずはノギスが正確かどうか確かめるために、
ピタっとしめたときにきちんと「0」になっているかどうかを確認します。

画像の説明

何もはさんでいないときに0(ゼロ)になっていることを確認します。

いよいよ部品にノギスをあてます。

画像の説明

部品にノギスを当てる。

ノギスをピタっと合わせます。

画像の説明

部品をノギスにピタっと当てる

目盛りを読みます。

画像の説明

下の目盛りの0が指し示す、上の数字を読みます。

41ミリと少し、を指し示しています。

より詳しい数字をこれから確かめます。

ノギスの上と下の線が一致している場所を探します。

画像の説明

上と下の線が一致している場所を探す

そうしますと、2と3の間の線が一致していることがわかりました。

2とは「0.20ミリ」を表します。

3とは「0.30ミリ」を表します。

2と3の間ということは、「0.25ミリ」ということになります。

以上の結果、この部品の直径は

41.25ミリ

ということがわかりました。

【補足】

1。
ノギスは、最小目盛りが0.05ミリ(1/20mm にじゅうぶんのいちミリ)刻みです。

もし上と下の線が一致していなかった場合、最も一致している場所の数字を読みます。

2。
ノギスでは、41.23ミリなのか41.27ミリなのかを厳密に知ることはできませんが、小数点以下1ミリまでわかればほとんど不便はないかと存じます。

3。
より詳しく測定するには、「マイクロメーター」を使います。


内径の測り方

次に、内径の測り方をご紹介します。

ノギスで内径を測る

このような円の内側の直径を測ってみましょう。

ノギスで内径を測る

内径にノギスを当てます。

ノギスで内径を測る

ノギスの尖った方を内側に差し入れます。

ノギスで内径を測る

ノギスを内径の直径(一番大きい場所)にピタッと合わせます。

ノギスで内径を測る

数字を読みます。

31.8くらいでしょうか。

ノギスで内径を測る

細かい数字を読みます。

上と下の線が、8と9のあいだでちょうどぴったり一致しています。

ということは、

この内径は、31.85mm(ミリ)

ということがわかりました。


深さのはかり方

ところで、ノギスは穴の深さも測ることができます。

ノギスで穴の深さを測る

ノギスのお尻にある、細長い棒を出して穴に差し込みます。

ノギスで穴の深さを測る

穴の底に当たる迄細い棒をのばします。

ノギスで穴の深さを測る

細い棒が底に当たったら、そーっと引き抜きます。

ノギスで穴の深さを測る

ノギスのお尻から飛び出ている部分の長さが、穴の深さになります。

ノギスで穴の深さを測る

おおよその数字を読み取ります。

22.8くらいでしょうか。

ノギスで穴の深さを測る

上と下の線が一致している場所の数字を読みます。

ちょうど8のところで線が一致しています。

ということで、この穴の深さは

22.8mm(ミリ)

とわかりました。

以上の通り、ノギスは

  • 外径
  • 内径
  • 深さ

という3種類の寸法を測ることができる、大変便利な道具です。


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