オルタネーター解説 ランドローバー
このページでは、ランドローバー用オルタネーターの解説をします。
オルタネーター解説 ランドローバー
ランドローバー用オルタネーターは、車種・搭載エンジンにより、さまざまなタイプがありますので、以下を参考にしてお選びくださいませ。
1990年代クラシックレンジローバー
日本に多く生息している4ドアクラシックレンジローバー(1990年代〜1995年)V8ガソリンエンジンに使われるオルタネーターは、大きく以下の3種類があります。
- ブイベルト
- サーペンタインベルト 4溝タイプ
- サーペンタインベルト 7溝タイプ
オルタネーターの見分け方:
どのオルタネーターが使われているかは、ベルトの形状から判別できます。以下の3種類のうちどれかをご連絡くださいませ。
1970年〜 2ドアクラシックレンジローバー
V8 3.5リットルエンジン
18ACR オルタネーター 2ドアクラシックレンジローバー>
ディフェンダー
V8エンジン
200TDIエンジン
ディフェンダー 200TDIエンジン対応オルタネーターはお取り寄せ可能ですのでお問合せください。
300TDIエンジン
TD5エンジン
ディスカバリー1対応
V8エンジン
ディスカバリー1 V8ガソリンエンジンの場合は、
クラシックレンジローバーと同じように、大きく以下の3種類があります。
- ブイベルト 取り付け3カ所
- サーペンタインベルト 取り付け3カ所
- サーペンタインベルト 取り付け4カ所
ですから、次の2点、
① ブイベルト か サーペンタインベルト か
② 取り付けが 3カ所 か 4カ所 か
をご確認のうえご連絡ください。
ディスカバリー1 車台番号 MA081992〜TA163436 の場合はこちら:
AMR3107 オルタネーター V8>
ディスカバリー1 車台番号 TA163437〜 の場合はこちら:
AMR4247 オルタネーター V8>
200TDIエンジン
ディスカバリー1 200TDI ディーゼルエンジンのオルタネーターは、
3ヶ所ステー、ブイベルト対応となります。
在庫を持つようにしていますので、お問い合わせください。
なお、ウインチ装備等で発電容量を増やしたオルタネーターもあります。
ディスカバリー1 200TDI対応 大容量オルタネーターはこちらです>
300TDIエンジン
ディスカバリー1 300Tdiエンジン用オルタネーターはこちらです>
現在、国内リビルド修理は承っておりません
過去には、故障したオルタネーターをお預かりして、日本国内リビルド修理を承っていた時期もございます。
その際、內部部品をランドローバー純正部品を使っていました。
內部部品とはここでは、レクティファイヤー と レギュレーター をさします。(ベアリングについては、汎用品で品質上問題なく、純正品にこだわる必要はありません)
しかしながら、ランドローバー純正品の内部部品の供給終了により確保叶わなくなったことに伴い、2020年以降はリビルド修理は承っておりません。
何卒よろしくお願いいたします。
社外品の內部部品(レクティファイヤーとレギュレーター)は確保できるものの、品質が安定安心ではない社外部品部品を使って工賃をかけてリビルド修理することにメリットがないため、お受けしていない次第です。
(分解修理をご自身でされる場合は、工賃がかからないため、個人の趣味の延長として、やってみてもよいかとは思います)
なお、ここで「社外品」とひとくくりに表現していますが、内部部品の社外品メーカーは複数存在します。
それぞれ、どの程度の品質なのかは不明であります。
また、同じメーカーであっても、ある時期に仕入れたオルタネーターは明らかに品質が悪い事例も経験しています。
以上のことから、社外品のどのメーカーならばOKとは言えず、混沌(こんとん)としていることから、大事を取って社外品の內部部品は扱わないこととしました。
現在販売しているオルタネーターにつきまして
オルタネーターの純正品は、供給終了しているか、あったとしてもきわめて高価(十万円台〜)につき、ほとんどの場合、社外品をお選びになられています。
過去には、入荷したオルタネーターを目視検査してプーリーに傷がないか確認し、プーリーを手で回してみてスムーズに回るかどうか点検するだけで納品していましたが、当時は、取り付け直後から取り付け後2〜3年以内で故障が出ることがありご迷惑をおかけしておりました。
その後、日本国内にてベンチテストをしてくださる業者さんが見つかり、オルタネーターを入荷後ただちにベンチテストに掛けて、不良判定されたものを即廃棄することで、オルタネーターが納品後にトラブル発生することが激減しました。
つまり 納品前にベンチテストに掛けてダメなもを廃棄しているというわけです。
2021年現在、オルタネーターの部品番号、メーカー、仕入れ時期により変動はありますが、ベンチテストにおいて数個に1個は不良品判定されています。(充電するがチャージランプ点灯、が多いです)
上記の通り、内部部品の純正品が確保できないことから、分解して部品交換をする工賃をかけるメリットがないため、廃棄処分としてます。
ベンチテスト実施により、納品後のトラブルは激減しました。
もちろん、完全にゼロとにはならないかとは思いますが(工業製品は日本製でもゼロというのは難しく、ましてやランドローバー部品においては尚更)、ベンチテストしない場合よりもはるかにトラブルが激減したのは事実であります。
また、過去には、正常なオルタネーターを納品してもすぐにオルタネーターが壊れる(パンクする)事例がありましたが、原因はケーブル腐食による導通不良であることが判明したため、対策として補助ケーブルを制作しました。
※期間限定で無料サービスさせていただいております。
以上となります。
オルタネーター解説 ランドローバー
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