Heritage Motor Centre Motor Museum
このページは、
クラシックレンジローバー(2ドア仕様)愛好家でいらっしゃいます
H 様が、2011年9月にイギリスにある
ヘリテイジモーターセンター
を訪問した際に撮影された写真をご紹介します。
■まずは頂戴したメールをご紹介させていただきます
H 様よりご寄稿
ストラトフォードの駅でレンタカーを事前予約しておいたのですが、いざ行ってみると何とプジョーのAT車でした。ガイド本でも英国は基本的にMTなのでAT希望の場合はその旨頼まないといけないということでしたが、行ってみてATでは困るのでMTで頼むと念押ししておいたのにです。MTで予約した筈だからMT車に替えてくれと言うと小型クラスではないと言うではありませんか。
一瞬諦めかけましたが、ヘリテイジセンターまでATで行く気にはどうしてもなれず、更に何とかならないか聞くと、値段は上がるが1クラス上の車種ならMT車が用意できるというので、それに変更しました。どうも日本人ということで(気を利かせて?)態々AT車に(勝手に予約変更)してくれたような感じでした。
何とかMT車を確保でき一安心。次に立ち合いの上で車の外観チェックです。すると大きくなったボディーサイズに大丈夫か?と聞いてきます。要はATの小型車しか乗れない日本人にMTの普通車は大丈夫なのか不安に思ったようです。
給油口の説明では何度も何度も"Diesel"と言うので、” My car is diesel too."と返事をしたところ"Oh,Diesel is very good!"という答えが返ってきました。
残念ながら日本では絶対に聞かれない言葉ですが、ヨーロッパでのディーゼル車の浸透の度合いが分かるというものです。何度もディーゼルというところからするとガソリンを補給して返した日本人がいたのかもしれません。
自分はRRを所有していて、これからヘリテイジセンターへRRを見に行くのだと言うと、その応対してくれたレンタカー屋のご婦人の息子さんもRRに乗っているとのことでした。営業時間は午後5時なのでそれ以降は燃料を満タンにしてキーを返却ボックスに入れておいてくれれば大丈夫とのことでした。返却時の立ち合い確認はしなくてよいのかと思う自分はやはり日本人なのでしょう。
借りた車はフォード製。小排気量にターボ、MTの組み合わせで運転はまずまず楽しめました。発進時のクラッチミートに少し気を遣いましたが、加速感、遮音性は良く、モーターウェイでも70マイルくらいは楽々です。
最終的に146.6mls走行して11.9L給油したので、12.3mls/Lです。キロ換算すると約19.7/Lとなります。スペイン駐在の友人が乗っているVWのjettaも20Km/Lは当たり前だと言っていたのが頷けます。
その日の夕方(といっても19時くらい)に予定を終えてロンドンへの列車を待つ間、ストラトフォード駅脇のスーパーで買い物をしました。ふと見ると白髪のおばあさん(推定70歳以上)が駐車場から車をゆっくりバックで出し、前進しようとしてエンストしました。そしてエンジンを再始動してギアをローに入れそろりとクラッチを繋いで今度は上手く発進して行ったのが何故か印象的でした。
日本では見かけなくなった光景ですね。
(注)
- AT:オートマチックトランスミッション(オートマチック車)
- MT:マニュアルトランスミッション(マニュアル車)
- RR:レンジローバー
- VW:フォルクスワーゲン
- jetta:ジェッタ(フォルクスワーゲン製のクルマの名前)
- 12.3mls/L:軽油1リットルあたり12.3マイル。
1マイルは1.6キロメートルなので
12.3x1.6=19.68km。リッター19.7kmというわけです。
H 様、お写真大変ありがとうございます。
ヘリテイジモーターセンターは、レンジローバー愛好家なら誰もが訪れるべき場所なのですが、こっそり申し上げますとまだ私は行った事がありません(とほほ)。
お写真を拝見して、これは是非とも行ってみなければと決意を新たにした次第です。
本当にありがとうございます。
ご許可を得まして、ご紹介させていただきます。
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