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:2015年12月23日 ABSポンプの状況、等のご連絡

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2015年12月23日
ABSポンプの状況、等のご連絡です


このメールは、BPJ【英国四輪】をご利用いただいている
ランドローバー愛好家様のみにお送りしています。


BPJ 英国四輪 舘脇です。
http://rangerover.morimori-forest.com


今年も残り僅か。

もうすぐクリスマス、そして来週は大晦日と、
慌ただしくも楽しい日々が続きますね(^_^)


さてさて、
今回は、そんな嬉しい気持ちに水を差すつもりは全くないのですが(^_^;;;)、
クラシックレンジローバー愛好家さまには
是非知っておいていただきたい、重要な情報をお伝えさせていただきたいと思います。


——

■目次

1.ABSブレーキポンプの状況

2.イグナイター移設事例をいただきました

3.レジスター(抵抗)のご紹介

4.出張のご連絡 12月24日(木)~26日(土)

——


1.ABSブレーキポンプの状況


実は、今年にはいってから、
純正品、社外品(WABCO製OEM)ともに
ABSブレーキポンプ新品の確保が叶わなくなりました。


・・・と、確保状況をお伝えする前に、
ABSポンプの 純正品 と 社外品(WABCO製)の違いについて述べます。

純正品 と 社外品 の両方を見較べてみると、
ともにWABCO(ワブコ)製で、作りのタッチは全く同じです。

ただし、同じワブコ製だとしても生産ラインが同じなのかどうかは不明です。

これは何を言っているのかというと、
たとえば、日本のホームセンターで販売されている商品は、
同じメーカーで同じ商品名でも、一般に販売されているものと、
ホームセンター向けでは生産ラインが異なり、基準も異なる場合があります。

実際に経験したことで言えば、
フォークリフト免許の講習会において講師が、
建築現場で使われる吊り具は、たとえ有名ブランドであっても、
ホームセンターで売っているものはプロ向けではないので
品質があやしいから現場では使わないでね、
ということをおっしゃっていました。

このことを念頭に置きつつランドローバー部品の
純正品 と 社外品OEM とを並べて見較べたときに、
全く同じなのか、何らかが異なるのかは、いま一つハッキリしない場合があります。
(例えば、ルーカス製スイッチやオイルシール等)


話しを戻します。

ABSブレーキポンプを
純正品 と 社外品(WABCO製OEM) を並べて見たときに
少なくとも外観は、私の感覚としては、全く同じものだと認識しました。

なお、ランドローバー部品の社外品は数種類あることが
多いのですが、ABSポンプの場合は、社外品はWABCO製しかないようであります。


さてさて、いよいよこのABSブレーキポンプの確保状況を申しますと、

現在は、

・純正品 → 供給終了

・ワブコ製OEM品 → 昨年まで流通していたが今年春より確保叶わなくなった

という状況が続いています。

WABCO製OEM品について申しますと、今年6月に発注を掛けて
代金決済が完了しているにもかかわらず、未だ納期未定のままです。

このままではラチがあかあないため、
ABSポンプのモーター部分がアフターパーツとして販売されているという
情報を聞きましたので試しに発注を掛けてみました。

(正確には、セカンドレンジローバー用のものなのですが、
モーター部分はクラシックレンジ用とセカンドレンジ用とが互換性がある
らしいとのことで、検証のために取り寄せてみます)

年内には入荷するものと期待していますが、
ABSポンプの故障部分は、モーターとは限らないことから、
これとて対処療法といえます。


では、今後、ABSブレーキポンプが確保できないとしたらどうすればよいか、
という切実な問題に直面するわけですが、

一つ究極の方法があります。

それは何かというと、

ABSブレーキポンプシステムを取り払い、
ディスカバリー1で使われているマスターバックを取り付ける

というものです。

実際にこれを行った事例が、日本で国内で数件あります。

実は私じしん、2000年頃に自分のクラシックレンジローバーで行いました。

こうすれば、ABSブレーキポンプの供給に煩わされることはなくなります。

ただ、ブレーキパイプを切ったり曲げたり端を加工する必要がありますので、
そう簡単ではありません。

(当時サラリーマンだった私は、お世話になっているメカニックさんに
お願いして、週末に一緒に換装を行いましたが、大人の夏休み工作のような
ものでした)

また、せっかくこれをやった後に、
ABSブレーキポンプの供給が再開される、ということも考えられなくもありません。

そのへんの動向が、現時点では全く読めません。


今現在、ABSポンプが正常動作しているクラシックレンジについても、
将来どのような方針で修理するかを思考実験しておく必要があるかと
思いますので、以上、最新情報をお伝えさせていただきます。

本件、動きがあり次第改めてご連絡させていただく予定です。


2.イグナイター移設事例をいただきました


V8エンジンが走行中にいきなり止まる、
という故障の原因が、イグナイターにあったという事例を
今年は10件近くご連絡いただきました。

イグナイターというのは、ディストリビューター脇についている
四角いものです。(1994年頃からは配線が伸びてエンジンルーム脇
のイグニッションコイル近くに設置されました)


イグナイターがディストリビューター脇に付いている場合は
交換が非常に大変なのと、そもそも高熱の場所に設置するのは
そもそもよろしくないため配線を伸ばして脇に移設する事例を
ご紹介させていただいたのですが、先日、実際にされた方から
写真をお送りいただきましたのでご紹介します。

このページの後半の写真をお送り頂きました:

STC1184 イグナイター移設 クラシックレンジローバーV8
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=YvIiNs

茨城県 I 様、ありがとうございます!


3.レジスター(抵抗)のご紹介


また、今年にはいってレジスターについてのお問合せを
10件近くいただきましたので、解説ページを作りました。

LUCAS RD953066 レジスター ランドローバーV8
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=a6qlmi

ご参考になれば幸いです。


4.出張のご連絡 12月24日(木)~26日(土)

2015年12月24日(木)~26日(土) 3日間

のあいだ出張とさせていただきます。

この期間中のお問合せは、下記の通りにてお願いいたします。

■メールフォーム および 直メール いつもの通り
 nob@morimori-forest.com あてにお送りください
 出先からメールチェックさせていただきます。

■FAX受付(24時間対応)
 通常通り FAX 0256-45-4538(24時間受付)

■電話 080-4126-8869 舘脇信王丸 にお掛けください
    折り返しご連絡させていただきます

以上、よろしくお願いいたします。


本日は以上となります。


今年は少雪とも言われていますが、
寒さ(温度変化)はやはり人間とランドローバーに堪えます。

何卒御自愛くださいませ。


またメールしますね。


舘脇信王丸


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