店長が撮りためたランドローバーの写真集です
このページでは、店長が撮りためた世界で活躍するランドローバーの写真をご紹介します。
エチオピアで活躍するランドローバー
ディフェンダー110の屋根の上に乗っているのは地元の少年(向かって左)と私(舘脇信王丸)です。屋根の上に上がって大喜びです・・・というか、私の方が喜んでいました。この当時はまだ日本ではランドローバーに触ったことがなく、ランドローバーに「乗った」生まれて初めての経験でした。
こちらは、エチオピアで勤務していた方が送ってくれた写真。
まだレンジローバーを持っていなかった頃、枕元の壁にこの写真を貼り付けて毎朝晩眺めていました。
おまけ。
ディフェンダー110のあった同じヤードにて。フィアットカンパニョーラ。エチオピアはとにかく乾燥していて、露天でもクルマが長持ちします。ボディに錆びはほとんど無かったです。
おまけその2
出先でたまたま見かけたG(ゲレンデワーゲン)。ボディに腕をかけてポーズを取っているように見えますが、クルマよりもだいぶ手前に立っています(笑)。
後席左に、高貴そうなご婦人が乗っていらっしゃいます。笑われました。
フランスで活躍するランドローバー
パリ郊外で停まっているランドローバー。
どこからやってきて、どこへ向かおうというのでしょうか。
整然と縦列駐車した街並みに不思議と溶け込んでいます。
おまけ
パリ市内でみた警察車両。
ベース車両はゲレンデワーゲンです。
おまけその2
手前の車両もゲレンデワーゲンです。こちらはプジョーブランドです。
イギリスで活躍するランドローバー
イギリスのランドローバー専門店にてお会いした、レンジローバーとそのオーナーをご紹介します。
このレンジローバーは、イギリスのランドローバー専門誌にも何度か登場しています。
はるばる極東の地(日本)から訪れた私としては千載一遇のチャンスと思い、写真を撮らせていただき、インタビューもさせていただきました。
オーナーのお名前は、ダーベンポート氏。
イギリスとフランスに家を持ち、1年の半分はイギリス、半分はフランスに住んでいらっしゃいます。
鉄製の特製チューブバンパー、写真をよーく見るとわかりますが、中央と両端の下部に、ちょっとした突起があります。
これは、ハイリフトジャッキを掛けたときにズルッと滑らないためのもの。
私がこれに気づいてオーナーに確認したところ、なかなか解っているじゃないか、という表情で頷いてくれました。こういう瞬間は、本当にうれしいです。
ヘッドライトが4灯なのは、イギリス(左車線)とフランス(右車線)とで光軸を使い分けるため。同時に4灯点けることはないそうです。
後ろもチューブバンパー。
後部左端のボディーを切り欠いて、マフラーを出しています。
サイドシルもパイプでガードされています。このガードの付け根は、ラダーフレームに溶接されています。
エンジンルーム。このレンジローバーはもともと、キャブレターですが、電子制御V8エンジンに載せ替えています。
エンジンルーム。中央にウォーン(WARN)社製電動ウインチのコントロールボックスと、左上にはエアコンプレッサーがあります。前後デフにはエアロッカー(デフロック装置)が入っています。
スペアタイヤは2本装備。ノーマルレンジのタイヤと較べ大径なことがわかります。
この方がオーナー、ダーベンポート氏。
リアゲートを開けるとすぐに取り出せる場所にハイリフトジャッキがあります。
ちなみに、このクラシックレンジローバーの運転席にはCB無線やトリップコンピューターが装備されています。
このレンジローバーはもともとはマニュアルトランスミッションですが、オートマチックに載せ換えています。
ところで。
オートマチックということがわかったときに、沸々と疑問が湧き出てきました。
それは、悪路走行をする四駆は、オートマチックよりもマニュアルの方が優れているのではないか?ということです。
当時、日本の四駆雑誌のほぼ全ては、オートマチック クロカン車をバカにして、マニュアルの方が優れているという記事ばかりでした。私自身、オートマのレンジローバーを購入したとはいえ、本当ならばマニュアルが欲しかったのだが国内では数が少なく、仕方なくオートマにしたという思いがありました。
だから、オートマミッションををマニュアルに載せ換えるというのなら話しはわかる。しかし彼はわざわざ逆を行っている。何故なんだろうか?
私はダーベンポートさんに質問しました。
「オフロードカーはオートマチックよりもマニュアルの方が良いと思うのですが」 と。
彼の答えは意外なものでした。
「いや、オートマチックの方が良い。断然良い」
彼は「absolutely」(完全に、絶対的に、間違いなく)という、大変強い言葉で締めくくったのでした。
私はこの当時、レンジローバーを持っていたものの、まだオフロード走行をほとんどしたことがなく、その意味が良くわかりませんでした。
そしてこの瞬間から、私のレンジローバーとの付き合いは、ダーベンポートさんの言葉の意味を追求する旅となったのでした。
イギリスで活躍するランドローバーその2
さて、イギリスには様々なランドローバーが活躍しています。
たとえばこのようなものがあります。