:2018年2月24日【旧正月】改めまして謹賀新年

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2018年2月24日
【旧正月】改めまして謹賀新年

このメールは　BPJ【英国四輪】
http://rangerover.morimori-forest.com
をご利用いただいているランドローバー愛好家さまと修理業者さまにお送りしています。

舘脇信王丸です。

気がつけば２月も後半。

先週の１６日は旧正月でした。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

さて、冬季オリンピックのこの時期。

競い合いですから、
想いを遂げた人もそうでなかった人もいらっしゃるわけですが、
若い世代が真摯に取り組んでいる姿には心を打つものがあります。

私たちアラフィフ（またはそれ以上）であっても、
打ち込むものを持ち続けるのは大事なことだとつくづく思いました。。

●クラシックレンジローバー（バンプラ）出火の件

さて、ニュースでご存知とは思いますが、
昨日、東京でクラシックレンジローバー（バンプラ）から煙が出て出火しました。
消防隊により鎮火し、乗っていた男性３名は無事だったとのことです。

私が知る限り
一昨年（2016）に１件、昨年（2017）に１件、そして今回１件と、
クラシックレンジローバーが走行中に火が出ました。

いずれも当店ご利用者様ではなく直接お話しをお聞きしてはいませんが、
電気系統のショートによりビニール被覆が燃えたのではないかと思われます。

もう一つの可能性としては
燃料ホースからのガソリン漏れだが、その場合はもっと盛大に燃えるのではないか・・

配線がショートした場合、
ただちにバッテリーとオルタネーターからの電流を遮断する必要があるのですが、火が付いてしまった車両でそれを行うのは不可能です。

そのため競技用マシンには「キルスイッチ」装着が義務化されています。

キルスイッチとはこのようなものです。

APS バッテリーキルスイッチ（マスタースイッチ）
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=0wiO7i

注意しなければならないのは、
エンジンが掛かっていると、バッテリーのターミナルを外しても、
オルタネーターから電流が供給されるため、エンジンは止まらない、という点。

※
具体的な配線のしかたは、
インターネットで「キルスイッチ配線のしかた」と検索すると出てきます。

火元が燃料漏れであったとしても、
ポンプを停止させるためにも電源を断つ必要があるため、いずれにせよキルスイッチは必須です。

●もろもろパーツのご紹介

あわせて、イグニッションスイッチは、
ちょくちょくご注文をいただいている売れ筋商品につき、あやしい車両が多いはずです。

ご参考までに、
レース用イグニッションスイッチ（ミサイルスイッチ＋プッシュスタート）も取り扱っています。

LON44863 イグニッションスイッチパネル
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=33df1o

ところでこの冬は、
雪でスタックして立ち往生した車両を牽引してあげた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

牽引具は、これまでは金属製ワイヤーと金属製シャックルを使う場合が多かったですが、
今日、スーパー繊維である『高強力ポリエチレン繊維』があっという間に広まりました。

私自身も2004年から「ダイニーマロープ」（登録商標）を使い始めて以来、
もはや金属製ワイヤーには戻れません。戻りたくありません。

（東洋紡は当時「ダイニーマ」という名前でしたが、現在は「イザナス」という名前に変わりました）

なんといっても軽い。（水に浮く）
そして、万が一切れた場合も安心。ケガしない。
（金属ワイヤーが切れるとバネのように飛んでいって人間に当たれば死ぬ）

ただしこれまでは、
ロープと車両とをつなぐシャックルは金属製を使っていましたが、
このたび、以下を仕入れました。

TF3310 ソフトリカバリーシャックル
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=hvoeFL

さらに言えば、
当店ご利用者様のディフェンダーが、
路面が凍ってガードレールにぶつかりアウターロールケージがつぶれたとのことでした。

しっかりした強度を持つロールケージ制作は、
今年の当店レースマシン（クラシックレンジ）の必須課題です。

以下を仕入れましたので今年使ってみたいと思います。

パイプマスター PIPEMASTER
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=rJd0o6

●ニュースレター（紙）のご案内

お届け部品に同梱させていただいている
ニュースレター（紙）のバックナンバーは以下からお読みいただけます。

ニュースレター（紙）５１号〜６２号
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=SzciNP

■６２号　旧暦の元旦号　今年の抱負
■６１号　謹賀新年　ご注文部品の事例
■６０号　英国おのぼりさん紀行（続き）イギリスで見かけるランドローバーは新車ばっかり（笑）
■５９号　英国おのぼりさん紀行〈ロンドン自然史博物館〉
■５８号　英国訪問〈ディストリビューター専門店ディストリビュータードクター〉
■５７号　第１９回かしわざきオフロードフェスティバル参加
■５６号　英国訪問〈ブリティッシュモーターミュジアム〉
■５５号　英国訪問〈ローバーV8専門店 J E Developments〉
■５４号　Tdiエンジンの燃料噴射ポンプ、ターボ修理について
■５３号　錆びの傾向と対策（ディスカバリー１後期モデルの場合）
■５２号　お勧めバッテリーのご紹介〈オプティマバッテリーレッドトップ〉
■５１号　【追悼】ブライアン・バシャル氏

■
ライン（LINE）でのお問い合わせを承ります
ID tatewakinobuomaru
電話番号 0256-45-4538
名前　舘脇信王丸

◎◎◎　BPJ【英国四輪】電話サービス　◎◎◎

BPJ 【英国四輪】では電話対応もさせていただいています。

『メールだと非常に長くなるし伝わりにくい・・・』

そんな時は遠慮なく電話ください。

事務所　電話　0256-45-4538　

電話がつながらない場合は、
携帯　080-4126-8869　にお掛けください。

※事務所と自宅は圏外ですので、
　0256-45-4538　を先に掛けてみて、つながらなければ
　080-4126-8869　にお願いします。

※ランドローバーの性能・部品試験中は電話に出られません
　（山中につき携帯通じません）
　その場合は、電話ご希望日時をメールにてご連絡ください。　

　メール　nob@morimori-forest.com　舘脇信王丸

——

本日のご連絡は以上となります。