ドアミラーを前期タイプから後期タイプに交換
前期タイプ車両に後期タイプのドアミラーを取付けた事例
前期タイプ車両に後期タイプのミラーを取付けました
クラシックレンジローバーやディスカバリー1のドアミラー形状は前期タイプ、後期タイプの2種類ありますが、後期タイプのほうがミラーの面積が大きくなっていて見やすいです。
- 前期タイプ(エアバッグなし) ミラーが横長
- 後期タイプ(エアバッグ付き) ドアミラーの上下方向が長くなり面積が増えて見やすくなった
そこで、前期タイプの車両に後期タイプのドアミラーを取り付けようと考える方もいらっしゃるかと思います。
以下、実際にやってみたのでご紹介させていただきます。
このページで取り付けている「後期タイプ」ドアミラーは、ディスカバリー1後期(シートメモリーなし)に付いていたものです。
クラシックレンジローバー最終モデル(エアバッグ付き)でシートメモリー付き車両のドアミラーは配線の数が異なり、以下の情報が該当しません。何卒よろしくお願いいたします。
取付けはクラシックレンジローバー(1991年式=前期タイプ)と、ディスカバリー1(1993年式=前期タイプ)の2台について行いました。2台とも構造は同じです。以下の写真はディスカバリー1です。
前期、後期の見分け方として最もかんたんなのは、エアバッグの有無です。
・前期タイプ エアバッグなし
・後期タイプ エアバッグ付き
後期タイプのミラーは上下方向が長くなりタイヤが見やすくなりました
前期タイプと後期タイプとではドアミラー取付け穴の位置がことなるためドリルで穴をあけなおします
配線の数がことなるためつなげません
前期タイプと後期タイプとでは、配線の数が異なり、そのままつなぐことができません。
・前期タイプ 配線5本
・後期タイプ 配線6本
そのため、最低限の配線として、上下方向のみ動くように配線しました。
上下方向のみ動かせるように配線しています
上の写真では以下の2本のみ配線しています。
ドアミラー(後期) 〜 車両(前期)
・ 茶 〜 むらさき
・ピンク 〜 むらさき/赤
この2本を配線することで、ミラーは上下に動きます。実用上これで問題ありません。
これ以外は配線していません。
ミラーの左右を動かす場合は、他の配線に12ボルトを入力することで動かすことは可能ではありますが、ワンオーナーの場合はいちど角度を決めてしまえばいじる必要はないです。
なお、後期タイプのドアミラーは、供給終了(あるいは納期未定)につき、中古品を探すことになるかと思います。
2022年現在、クラシックレンジローバー、ディスカバリー1の供給終了部品がふえてきています。
前期タイプ車両に後期タイプのドアミラーを取り付ける際のまとめ
・取付けねじ穴の位置がことなるため穴をあけなおす必要がある。
・配線の数がことなるためそのまま配線できない。
・ミラー上下方向のみ動かす場合は2本の配線だけでOK。自分しか運転しない車両だったり、他の人が運転したとしてもほとんどの場合、上下に動けば実用上は問題ない。
・後期タイプのドアミラーは新品の確保が難しくなっているので、中古品を探すことになる。
以上です。
前期タイプ車両に後期タイプのドアミラーを取付けた事例
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