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フロントガラス解説 クラシックレンジローバー

クラシックレンジローバー
最終モデルのフロントガラスは接着式に変更されました

以下、詳しく説明します。


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー


クラシックレンジローバーのフロントガラスは、
1970年デビューから1992年頃迄は長方形のゴム枠を使い、ガラスをはめ込んだ後にゴム枠の凹みにゴム紐のようなものを押し込んで固定していましたが、最終モデル(1993年頃〜1995年)のフロントガラスは、接着剤でガラスを固定する仕様に変更されました。

(ちなみに、ディスカバリー1でも同様の仕様変更がなされましたが、クラシックレンジとディスカバリー1では部品番号は異なります)


その際、ガラスの縁の4辺には「フィニッシャー」と呼ばれるレール(モール)を使用します。

このクラシックレンジローバー用フィニッシャーは現在、
供給終了しており確保叶いませんが、以下の要領でディスカバリー1(後期タイプ)のフィニッシャーを使うことが可能です。


以下、クラシックレンジローバー用フロントガラスの旧タイプ新タイプとの違いを詳しく説明します。


旧タイプ(1970年〜1992年頃)

旧タイプは、フロントガラスの4辺に長方形のゴム枠がはまります。

車体(ボディ)にゴム枠とフロントガラスを取り付けた後に、ゴム枠にある凹み(溝)に、ひも状のゴムをはめ込みます。

取り付けは以上で完成です。

フロントガラスとボディとは、長方形のゴム枠を介して接合されますので、防水はゴム枠の密着が要(かなめ)となります。

ですから、雨漏りする原因は、ゴム枠が劣化している、ゴム品質が悪い、座りが悪い、等々、ということになります。


旧タイプのガラスゴム枠はこちら:

MXC7405 フロントガラスモール RRC 旧タイプ
https://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=byDVV2


新タイプ(1993年頃〜最終モデル)

これに対して新タイプは、ガラスは接着剤で固定されます。

フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

クラシックレンジ最終モデルのフロントガラス(BTR9641)は接着式になりました

フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

フロントガラスの熱線のカプラーです

接着剤で貼り付けるのはディスカバリー1後期タイプも同じで、ようは現在の多くのクルマと同じ構造になった、ということになります。


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

フロントガラスフィニッシャーです


クラシックレンジローバー最終モデルのフィニッシャーは現在、供給終了しており、確保叶いません。


ただし、ディスカバリー1(後期タイプ)のフィニッシャーを加工することにより取り付け可能です。

フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

ディスカバリー1のフィニッシャーです

指先の部分が長いので、クラシックレンジローバーに取り付ける際は切断します。


以下は、当店ご利用者様よりいただいた画像をご紹介させていただきます。


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

クラシックレンジローバー(最終モデル)に

ディスカバリー1(後期タイプ)用のフィニッシャーを取り付けました


  • 上端が長いので、現物あわせで切断します。
  • 上端は、ルーフ(屋根)の下に隠れます。


ガラスと枠との間の防滴(防水)は、接着剤により保たれますので、フィニッシャーを加工しても雨漏りの心配はありません。


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

フィニッシャーを横からみるとこんな感じです


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

ガラス上辺のフィニッシャーはこのように取り付けられます

フィニッシャーの逆Uの字形の金属部分にガラスがはまります。

なお、フィニッシャーの上半分のゴム部分がルーフ(屋根)にぶつかるため、現場あわせで切断します。(ハサミで切れます)


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

フィニッシャーの右下端です


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

フィニッシャー上辺です


フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル

フィニッシャーの下辺です

フロントガラスフィニッシャー クラシックレンジローバー最終モデル


以上の画像は、新潟県 H 様よりご提供いただきました。


以下もH 様からご提供いただいた情報です。


ガラス交換の際の留意事項

  • ガラス本体をボディ側へ接着し、その後フィニッシャー取り付け
  • フィニッシャーの再利用は現実的に不可
     (ガラスに接着剤で密着しており、取外す際に再生不可能なほど変形する)
  • フィニッシャーは装飾的役割で雨漏りとは無関係
  • フロントガラス交換の際はワイパーアーム、ボンネット、スカットルを外した
  • 熱線カプラーはスカットル内にある

※スカットルというのは、ボンネットとガラスの間にあるボディパネルのことです



ディスカバリー1(後期タイプ)のフィニッシャーを使用する際の留意事項

  • クラシックレンジローバー用は供給終了につき、ディスカバリー1(後期タイプ)を使うしかない

その際、

  • 左右のフィニッシャーは上部が長いため、上部数cmをカットする
  • 上辺のフィニッシャーは、上半分のゴム部分がルーフに干渉する為、現物あわせでカットする。長さはほぼ適合するのでそのまま使える
  • 下辺のフィニッシャーは、長さはほぼ適合するのでそのまま使える



H 様、貴重な情報をありがとうございます!


フロントガラス解説 クラシックレンジローバー最終モデル
https://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=f3qnaL


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