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クラシックレンジローバーV8エンジン不調

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2023年8月4日

クラシックレンジローバーV8エンジン不調

クラシックレンジローバーV8エンジン(3.9リットル、4.0リットル、4.27リットル)のエンジンの調子がわるいというお問い合わせは、10年以上前から現在に至るまで、ちょくちょくいただいています。


まず、1988年式前後の電子制御(フラップ式エアフロメーター)は、数年前より、フラップ式エアフロメーター、エンジン制御ECU、その他部品が確保できなくなくなっています。


次に、1990年式前後の場合は、供給が続いている部品をひととおり交換してみて試運転してみます。

正常動作しているクラシックレンジローバーを隣りに置いて、部品を取り替えてみるのが手っ取り早いです。

その意味で、クラシックレンジローバーを複数台お持ちであれば、トラブルシューティングに要する時間が少なくて済みます。


最後に、1993年式頃以降の4.0リットル、4.27リットルは、基本構造はそれ以前のエンジンと同じであるものの、以下の症状が出やすいです。

  • アイドリング回転が下がってエンジンが止まる(信号待ち等) → アイドリング回転を制御するステッピングモーター(ステッパーモーター、アイドルコントロールバルブとも呼ばれます)不良、および、はまっている場所の奥の空気の通路が汚れて細くなっている可能性あり。
  • エンジンの吹けが不安定 → ポテンショメーター(スロットルペダルの動きを電気信号に変えてスロットル開度を制御)不良、エアフロメーター(空燃比を制御)不良


ステッピングモーター、ポテンショメーター、エアフロメーターは、社外品が流通していますが、品質が不安定につき、1回交換したからといって諦めないで、調子の良いクラシックレンジローバーから部品を借りて、試運転してみることをおすすめしています。




なお、元々のエンジン制御を使わずに、汎用のエンジン制御ECUとそれに対応したセンサー類を使う方法もあります。


たとえば、MOTEC(モーテック)を使います。


グーグルで

MOTEC ROVER V8

あるいは

MOTEC クラシックレンジローバー

MOTEC モーガン

MOTEC ランドローバー

等と検索すると、さまざまな情報が出てきます。


MOTECでランドローバーV8エンジンを制御するのは、世界中でひろく行われており、日本でも少なくとも数台は、MOTECを使って制御されています。

それまでは、出先で不調になって積車に載せられていたのが、モーテックを使うことによって故障しなくなった、というのが主たるお声です。


モーテックは、競技車両をパワーアップ(高出力化)させることを目的として使われることが多いと思いますが、ローバーV8エンジンの場合、パワーアップよりも前に「普通にエンジンが掛かって、普通に走れて、普通に家に戻ってくる」ことを主眼として、取り付けされることが多いです。


元々使われている制御部品が、純正品は供給終了し、社外品は1台1台との相性といいますか品質のばらつきがあるため、モーテックを使って制御するローバーV8エンジンは、今後ますます増えてくると思われます。




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