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2023年7月13日

RRC用リアドライブシャフトは２種類あります

クラシックレンジローバーが走行中にいきなり動かなくなったというご連絡をいただきました。

・エンジンは回っている

・ATシフターを R（バック）やD（前進）にしてもクルマは動かない

このようなことは、毎年数件お問い合わせいただいています。

可能性の一つ（７〜８割くらい）として、まずは、ドライブシャフトのスプラインの摩耗を見ていただいています。

タイヤの中心に付いている、ハブキャップ（黒色のぐい呑み）を外して、ギザギザが摩耗して滑ってタイヤが回らないことが多いです。

その場合、ドライブシャフトと、その相手（ハブドライブメンバー）を交換することで解決します。

ハブドライブメンバーについては、クラシックレンジはどれも共通ですが、ドライブシャフトは２種類あります。

違いは、シャフト奥の端っこ（デフ玉にささっている側）のギザギザの山の数がことなります。

ドライブシャフトの奥のほう（デフにささっている端っこ）が　１０山　と　２４山　があります

タイヤ中心にはまっているハブキャップ（黒色のぐい呑み）を外すと見える、ギザギザは、数えなくていいです。シャフト手前側の端っこのギザギザは、どれも同じ数です。

シャフトを引っこ抜いて、奥のほうの端っこのギザギザ（スプライン spline と呼ばれます）の数が、１０スプラインの場合と、２４スプラインの場合とあります。

10スプラインか、24スプラインかをご連絡いただければ、ドライブシャフトの部品部品番号が確定します。

お問い合わせの際は、以下をお伝えください。

・車台番号（SAから始まる１７桁）

・リア左　または　リア右

・ギザギザの山（スプライン）の数　１０スプライン　または　２４スプライン

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