LT230 トランスファーギアボックスについて
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2023年7月12日
LT230 トランスファーギアボックスについて
ディフェンダーやディスカバリー1に使われているトランスファーギアボックス(副変速機)は LT230 (エルティーにーさんまる)という名前です。
シフトパターンが漢字の 日 (日曜日のニチの字)のように前後左右に動きます。
クラシックレンジローバーの場合、1990年前後からボルグワーナー製トランスファーギアボックスが採用されており、これはこれで優れたトランスファーなのではありますが、LT230は、アフターパーツが充実しており、
・ギア比が選べる
・強化シャフトが選べる
・元々はフルタイム四駆だが2輪駆動にするパーツもある(セレクティブ四駆にもできる)
というように、広い拡張性がある、ロングセラーのトランスファーギアボックスです。
海外のオフロードレースマシンで400馬力以上のエンジンを搭載して、このLT230トランスファーギアボックスを使っている車両もあるようなので、馬力に対してじゅうぶん丈夫な気がしています。(もちろん限度っちゅうもんがあるでしょうが、500馬力以上になると諸々別世界の仕様になるためここでは割愛)
先日納車されたジムニーシエラ(3ドア)はセレクティブ四駆なのですが、5ドアになったとしてもやはりセレクティブ四駆のまま、つまりセンターデフが無い仕様で販売される感じです。
トレーラー牽引時等でトランスファーを低速に入れて、ハンドルを目一杯切って前後に動かすような場合、センターデフがないとタイヤがジリジリスリップして、駆動系に負担かけてるな〜〜という思いがしてなりません。
シエラにLT230を取り付けるアダプターを作ってみるのも、将来の商品開発候補の一つとして、上位に位置づけたいと思っている次第です。
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