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300TDIエンジンが止まらなくなった場合

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2023年8月14日

300TDIエンジンが止まらなくなった場合

300TDI(4気筒ターボディーゼルエンジン)は、イグニッションキーをオフにしても止まらないことがあります。


その際、「エンジンストップソレノイド」を取り外してみます。


エンジンストップソレノイド ランドローバー300TDI

赤丸部分がエンジンストップソレノイドです


エンジンストップソレノイド ランドローバー300TDI

エンジンストップソレノイドは狭い場所に付いているため工具を工夫して脱着します


エンジンストップソレノイドは、ソレノイド本体の下から、コイルスプリング、金属スリーブ(円筒)がはまっています。


エンジンストップソレノイド 300TDI

エンジンストップソレノイドには、コイルスプリングと金属スリーブがはまっています


エンジンストップソレノイドの構造

・ソレノイドのてっぺんに電極(プラス)、ボディアース(マイナス)

・12ボルトを入れると電磁磁石により、金属スリーブが引き上げられる。

・運転中は通電され続けている。(金属スリーブが引き上げられた状態)

・イグニッションキーをオフにすると、電磁磁石がオフになり、金属スリーブが下がり、エンジン停止。




金属片(粒)が引っかかってエンジンが止まらない事例があります



エンジンストップソレノイド ランドローバー300TDI

エンジンストップソレノイドを外した穴に金属片があることがありますので 目視チェック & 磁石を差し込んでみます


300TDIに使われている燃料噴射ポンプは、ボッシュ製の VE ロータリー インジェクション ポンプ と呼ばれる、耐久性のあるポンプであるとされていますが、内部部品が破損して金属片が出ることがわかっています。

金属片が出ると、まずは、エンジンストップソレノイドのコイルスプリングや金属スリーブ金属片がひっかかって、エンジンが止まらなくなったり、掛からなくなったりします。



金属片が見つかった場合どうするか


エンジンストップソレノイドの穴から金属片が見つかった場合、経験的には、金属片を取り除いて、エンジンストップソレノイドを取付けて、そのまましばらく乗っていて問題となった事例はありません。


とはいえ、金属片が燃料噴射ノズル(インジェクター)にひっかかると、インジェクターを分解修理することになりますので、できるだけ速やかに、燃料噴射ポンプを分解修理することになります。


燃料噴射ポンプは、日本国内の専門業者さんでリビルド修理するのが最も安心安全です。

ご希望の際は、ご紹介させていただきますのでご連絡ください。




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