スターリンク STARLINK 導入 BPJ英国四輪
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https://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=chufAN
2023年3月32日付 ←当店は3月32日も営業します(爆)
スターリンク STARLINK 導入しました
衛星インターネット接続 スターリンク(STARLINK)を導入しました。
奥の丸いアンテナがアイピースター、手前の四角形の板がスターリンクのアンテナです
結論としては、平地が少ない里山でも、使えています。
このブログもスターリンクでアップロードしています。
とりあえずテストしたかったので、
・箱をあけて、
・キャンプ用折りたたみイス(ヘリノックス)にポンと置いて
・コードをつないで
・100ボルトコンセントに差し込んで
※100ボルトプラグにアース用のピンが付いていて、そのままではコンセントにささらなかったので、ホームセンターに行ってアダプターを買ってきました。
しばらくじっと待っていると突然アンテナが動き出し、ほぼ水平になったかと思ったら、しばらくしてまた動き出して、止まりました。
で、スターリンクの機器から出ているワイファイ電波をスマホが受信して、ワイファイ電波に名前をつける画面が出てきたので、名前を付けて(STARLINKとした)、パスワード設定(半角英数字を入力した)をしたら、通じるようになりました。
実働30分くらいでインターネットが繋がりました!
購入前にわからなかったのは、
携帯電波が届かない場所、かつ、ワイファイ電波がない場所で、いきなりゼロスタートで使えるのか?
ということです。
今回、不確定要素を減らしたい(つながらないでアタフタして時間をとられたくない)ので、あらかじめスマホにスターリンクのアプリをダウンロードしておきましたが、もしかすると、スターリンクの電波を受信してからアプリをダウンロードしてもOKなのかもしれません。
アプリのダウンロードをしなくても、先ずはネットにつながる設計になっている気がしています・・・スマホからアプリを削除して、ゼロからやり直してみてもいいのですが、これから仕事に取り掛かるので今回はやめておきます。
スターリンクのアプリは、スマホ(私の場合はiPhone)の App Store で starlink と検索すると出てきます。
スターリンク関連のアプリで有料のものが出てきて迷いますが、以下のアイコンのものを使います。無料です。
赤丸のアイコンのアプリをダウンロードします(無料です)
初めて使うIT機器は、設計者の設計思想がわからないので、できることは事前にやっておくほうが、つながらない使えないとじたばたしなくて良いかとおもいます。
購入後の率直な感想
結論としては、買ってよかったです。
・・買ってよかったどころのさわぎではなく、田舎で自動車を1人1台持てるようになった、あるいは、飛行機に気軽に乗れるようになった、のと同様なインパクトを世界中の人々にもたらした気がしています。
通信速度
インターネットの通信速度を測るには、グーグルで スピードテスト と検索すると計測サイトが出てきます。
いくつか試してみましたが、その一つの結果は以下の通りです。
通信速度はじゅうぶん速いです
里におりてコンビニ前とかホテルのwifiと較べても、下りは十分速い。
上りは遅めに感じる方もいらしゃるかもしれませんが、今まで使っていたIPSTAR(アイピースター)は、上りは1Mbpsを下回ることが多かったので、当店としては10倍以上速くなったことになります。
いままでYoutube動画を里におりてアップロードしていましたが、今後は事務所でもアップロード可能になりました。
大満足です。
スターリンクの買い方
グーグルで スターリンク あるいは STARLINK と検索してもいいのですが、関連記事がでてきて、販売ページにたどり着けないことがあります。
で、以下のリンクをクリックします。
すると、以下の画面が出てきます。
契約住所 と書かれた枠に自分の住所を入力します
契約住所と書かれた枠に自分の住所を入力すると、近い住所の候補が出てきます。
候補の中から、最も近い住所をクリックします。
枠内に住所を入力すると候補が出てきます
私の場合は 吉野屋 をクリックして、次に、「今すぐ注文」をクリックします。
今すぐ注文 をクリックしたからといってすぐに注文されるわけではないのでご安心ください。
スターリンクの初期費用と契約の選択肢
初期費用は 36,500円(税込み) ← 値下がりしてこの金額になりました。
モノの値段と思って良いです。
モノの構成は、アンテナ、アンテナの台、コード、ワイファイ電波が出る機器、ダンボール箱、です。
(この値段で利益が出ているのか??? という気がします)
契約は、陸上で使うものとしては以下の3つ。
・レジデンシャル 月額6,600円(税込み) これを申し込みました。
・ROAM 月額9,900円(税込み) 使わない月は休止できる。キャンプ、災害時、等、臨時で使うのに向いています。
・ビジネス これを申し込もうかと迷いましたが、使えないともったいないのでとりあえずやめました。
上記以外に、航空機、船舶で使うものもありますが、少なくとも日本ではまだ運用されていないようです。
こんな感じで注文画面に進みます。
注文後1週間くらいで届きました。
発送元は、北米カリフォルニア スペースX(エックス)社。
スターリンクの箱に貼られていたラベルです
箱のサイズは、幅61センチxたて36センチx高さ27センチ。
箱は一人で持てるサイズと重さです
重さは10キロなかったはず。
大人一人で持てます。
なんでしたらキャンプ先にクルマに積んでいけます。
他の衛星インターネット接続サービスとの比較
これまでアイピースター(IP STAR)を使っていました。
https://www.ipstarjapan.com/broadband#pricing
これを契約した当時、初期費用が30万円くらいだったと記憶しています。後に値上がりして50万円くらいになり、現在はわかりません。
月額使用料は、通信速度が最も速い契約が当時も2万円超えでその後に値上がりして、現在 22,500円税抜 24,750円(税込み)。これを使っています。(2023年3月現在) → 2023年4月より 月額 29,500円税抜 32,450円(税込み)になりました。
通信速度は、下り4Mbps、上り2Mbps、となっていますが、しばらく使っていくと速度が落ちるので日本法人にお聞きしたところ、通信容量が一定値を超えると制限がかかるとのことでした。
iCloud(アイクラウド)やMACの「写真」の同期、等々、ほぼ常に通信がされているためあっという間に通信容量制限に達するようです。
結果、下りが 1Mbps前後、上りは 1Mbpsを下回る感じで使っていました。
実はその前に、別の会社の衛星インターネット接続サービスを利用していましたが、契約後数年で運用停止となり、アイピースターに替えた経緯があります。
スターリンクのアンテナは、ポンと置くだけでつながる
アイピースターのアンテナ設置には、県外(たしか静岡県)から専門業者がお見えになり、組み立て、アンテナ角度調整に丸一日かかって、設置されました。
今回、スターリンクのアンテナは、平らな場所にポンと置くだけで、あとは角度が自動調整されるので、設置が非常にかんたんです。
お天道様が見える場所にアンテナを置いて(北向きが開けている場所が良い)、100ボルト電源を入れて、短くて5分、長くとも15分くらいで最適な角度に自動調整されます。
スターリンクのアンテナに雪が積もったら自動で溶かしてくれる
スターリンクのアンテナは、北の上の空を向いています。
このため、屋根をかけるわけにはいかず、アンテナに直接、雨、雪がかかります。
防水性は確保されているので気にしなくてよさそうですが、雪が積もったらどうなるかと思っていたら、気温が下がると、自動的に雪を溶かす機能が付いています。
実際、2023年3月30日夜は、雪は降らないものの、が外気温度が低かったせいか、通電して雪を溶かすモードになっていることが、アプリでわかりました。
アンテナを手で触ってみると、ほんのり温かくなっていました。
スターリンクを必要とする人、あってもいい人、いらない人
それぞれ、以下の通りです。
スターリンクを必要とする人
・携帯が通じない場所にいる
・光ファイバーケーブル敷設を頼んだが断られた
・IP STAR (アイピースター)を使っているが通信速度に不満がある
・IP STAR の衛星の寿命がきて数年後に運用が止まると聞いてあわてている
関連記事
IPSTARブロード・バンドサービスの使用期間延長(2024年12月末)について
https://www.ipstarjapan.com/news
スターリンクがあってもいい人
・ふだんは携帯電波や光ファイバーを使っているが、災害等でバックアップ用のインターネット回線を持っていたい人、電波が通じない場所でキャンプする人
スターリンクがいらない人
・携帯電波と光ファイバーの両方をふだん使えていて、どちからに通信障害があったとしても片方はつながる人
現在、携帯電波、光ファイバー、ワイファイ(wifi)電波、のいずれか、あるいは、すべてが使えている場合は、割高に感じるかもしれません。
ネット回線費用が安いところを探している(=他に選択肢がある)人にとっては、スターリンクは比較対象外です。
現在、IP STAR(アイピースター)に月額24,750円(税込み)を支払っています(2023年4月より月額32,450円税込み)が、当面はバックアップ用にこの契約を継続していきます。
水道から水が豊富に出る場所にいる時と、砂漠の真ん中にいる時とでは水の値段が異なるように、インターネット接続費用も同様に、接続する場所によって値段が異なるようなものと理解しています。
おまけ
このスターリンクは、イーロン・マスク氏が経営するスペースX社が運営する、世界中で使える衛星インターネット接続サービスです。
イーロン・マスク氏といえば、電気自動車テスラが有名です。
2017年当時、イギリス出張に行った先々で、テスラが走っていたり駐車場に止まっていたり、充電スタンドがあちこちにあって、驚きました。
2023年現在、テスラは、東京はもちろん、地元の新潟県でも見かけるようになりました。
よく参加しているオフロードレース主催者さんもテスラにお乗りになられています。
電気自動車の製造とバッテリー廃棄の環境負荷が大きいことから、どうなんだろうという気持ちがある他方で、テスラは、電気モーターならではの出力特性やトラクションコントロールの電子制御によりめちゃめちゃ速く、また、プログラム変更により更に速くなるという事実があります。
向かう方向は異なれど、1970年当時クラシックレンジローバーがそれまでの四駆とは一線を画した新時代の本格四駆として登場したのと同様の、革新的な世界観をクルマで表現したという見方もできます。
当店は、20年〜30年前に製造されたランドローバー部品を扱ってはいますが、懐古趣味でやっているわけでは全くなく、
- アスファルトだけではなくオフロード性能に優れる = 道路に制約されることなく自由に生きる。選択肢を持って生きる。
そして
- 自分でなおせる = 自分で修復しながら生きていく(もちろん人の助けを借りてもよい)
という
人生の相棒としてのランドローバーと「今」を共に生きていく
という世界観(=価値観)を大事にしています。
このスターリンクをランドローバー(あるいは他のクルマでもよい)に積んで、人々と交信しながら生きていくこともまた、人生の選択肢を広げることになると思います。
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