お楽しみ工作編
このページではランドローバーについてのお役立ち情報をご案内します。
■お役立ち情報
- 1ページ:ランドローバーを買う前に知っておきたいこと
- 2ページ:ランドローバーを買ってから知っておきたいこと
- 3ページ:壊れてしまいました
- 4ページ:お楽しみ工作(このページ)
- 5ページ:ノギスの使い方
- 6ページ:オートベルトテンショナーの見分け方
お楽しみ工作
エンジンオイルフィルターレンチを自作する
クラシックレンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリー、エンジンオイルフィルターは、V8エンジン、200TDI、300TDIともに同じオイルフィルターを使っています。
で、オイルフィルター回しを作ってみました。いちど作れば一生使えます。
材 料
- アルミ板
ホームセンターで売っています。厚いほうが剛性があって良いです。
私は3mm程度の板を使いました。
作り方
1.オイルフィルターのカクカクとしたアタマの寸法を計り、アルミ板に鉛筆で描きます。
2.描いた線の角(かど)にセンタポンチを打ち、ドリルで穴を開けます。
こうすると、角が直接当たらない『面接触』のレンチになります。
そうです! スナップオン(Snap on)等と同じ、面接触のレンチになるのです!
3.残った直線部分を切っていきます。
・・・とはいえ、細かいので簡単には切れません。
そこで、線の内側に大きめのドリル(直径6〜10mm程度)でボコボコと穴を開け、線の内側のアルミを取り去ります。その後、ヤスリで形を作っていきます。
これで完成です!
と思ったら、なんとオイルフィルターのメーカーによってはアタマのカクカクの形状が異なってましたので、2つ作ることになりました。
1個目は手間取りましたが、2個目はスイスイです。
お子さんの夏休み工作・・・というか、ご自分の夏休み工作としてお楽しみくださいませ。
ジェリ缶スポウトの油漏れを防ぐ
未開の地を探検するには必須アイテムのジェリ缶(燃料携行缶)。
20世紀の10大発明の一つに数えられるべき傑作ですが、唯一欠点がありました。
それは、燃料を注いでいるときに付属のスポウトに無造作にあけられた空気穴から、燃料がダラダラとこぼれ落ちることです。
この給油中の燃料損失により、有史以来、ランドローバーの累計走破距離が少なく見積もっても数千キロは減少したと言われてます。そのため現代文明の発展が100年以上遅れたという説もあります。
こうした欠点を、世界で最初に私が解決しました。
世界初の解決策
空気穴に、金属パイプを立ち上げました。
これにより、給油中の漏れは皆無、一滴もこぼれません。
溶接に自信がなかったので、ハンダ付けしました。強度を出すには銀ロウが良いかもしれません。
とにかく、加工後10年程度経っていますがいまだに健在です。
ムダな燃料の漏洩がなく、地球にも財布にも優しくなりました。
※文中に一部誇大表現があるかもしれませんが、感激にむせんでおりますゆえ何卒ご了承くださいませ。
1/4トントレーラーを使いやすく
米軍のジープが牽引するトレーラーですが、これまた欠点がありました。
といいますのは、この米軍1/4トントレーラー、河川、海洋等の徒渉中に浮き上がるように「舟」のような構造をしているために、アオリ(扉)というものがありません。
渡渉時には意味があるのでしょうが、陸上使用では重い荷物を積みおろしするのにものすごく大変です。
で、これまた、改良を加えました。
トレーラー後部を切ることにより、開くようにしました。
切るのに使ったのは、金ノコとドリル、ディスクグラインダーです。
ガス溶接機を使える方はそちらの方が楽です。
これにより、重たい冷蔵庫も乗せることが出来るようになり、一人で引っ越しするのにも大変便利な道具になりました。
めでたしめでたし。